KAKOの部屋
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健康と食事について。吉野敏明さん『四毒抜きのすすめ』

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こんにちは。
今日は「四毒抜きのすすめ」という本を読み、健康と食事について考えたことを書いてみます。

健康と幸せは切り離せない

最近、私の周りで、若い知り合いが立て続けに「がん」になったり、「心疾患」で急に亡くなったりすることがありました。
そんなことが続くと、悲しい気持ちと同時に、やはり自分も体のことが心配になります。

「四毒抜き」とは?

「四毒抜き」というのをご存知ですか?
これは、日本人の体に合わない食べ物をできるだけ控えて、健康な体を作っていきましょうという食事法のことです。

この食事法を勧めているのは、「日本の病を治す!」と、現代の日本人の食について警笛を鳴らす、吉野敏明(よしの としあき)さん。

吉野さんは、鍼灸漢方医の家系のお生まれで、ご自身は歯科医師であり、西洋医学・東洋医学・伝統医学・再生医療などを組み合わせた統合医療を提供している「銀座エルディアクリニック」の院長でいらっしゃいます。

吉野さんの著書「四毒抜きのすすめ」では、次の4つを「体を壊す毒」として挙げています。

・小麦(グルテン)
・植物油(不飽和脂肪酸の植物油脂)
・乳製品
・甘いもの

本の中では、これらは日本人が歴史的に食べてこなかったものが多く、もともと体質に合わない食品が「現代病」を生み出していると説明されています。

実際の経験から思うこと

そういえば、私の知り合いはアレルギー性のアトピーがあり、漢方の専門薬局で「小麦を使った食品と、ジュースやチョコレートなど甘い物をやめるように」と言われたそうです。

コーラが大好きだったのですが、家ではパンやパスタをご飯に変え、ジュースなど甘い物を控えたら、しばらく経って症状がだいぶ落ち着いてきたそうです。

そういう話を聞くと、やっぱり小麦や甘いものが関係しているのかな、と感じたりします。

でも、祖父は毎日うどんを食べていた

その一方で、私の祖父は82歳で亡くなるまで、ほぼ毎日お昼に「うどん」を食べていました。
同居していたお嫁さんに負担をかけないように、ずっとお昼は「うどん」と決めていたそうです。

食後には缶コーヒーを飲み、おやつはおせんべい。
特に、ピーナッツ入りの小麦でできたおせんべいが大好きで、お土産には、「ピーナッツせんべい」を持ってくるようにリクエストされるほどでした。

ちなみに亡くなったのは病気ではなく、台風が来る前に屋根の修理をしようとして梯子から落ち、骨折で入院したのがきっかけです。

周りにも、80代、90代で、特別な食事制限もせず、好きなものを食べて元気な方もいらっしゃいます。

美味しいものを食べる楽しみ

私は、自分で料理を作る時は、「見た目」や「美味しく作る」ということを大事にしてきました。
色んなソースを作ったり、お店の味を真似してみたり。

美味しいパン屋さんを見つけては、わざわざ買いに行ったり。

お友達との会食に美味しい料理を食べに行くことも、今は幸せに生きるうえでの楽しみの一つなので、完全に四毒抜きをするのは、難しいところがあります。

でも、やっぱり病気になるのは嫌だし、健康でいたいとも思っています。

本に書かれていた「食生活の例」

本を読むと、『小麦』が原因で自己免疫疾患になる人たちというのは、朝食を食べない、昼食はご飯の代わりにケーキを食べる。
間食にチョコレートやクッキーを食べる。寝る前にアイスクリームを食べる。

こうした食生活を30年、40年、50年と続けた結果、慢性鼻炎、アトピー性皮膚炎、リウマチなど、さまざまな自己免疫疾患を発症したりしているそうです。

他にも、『植物油脂(不飽和脂肪酸)』は、腺、神経、循環器系に悪影響を及ぼし、『乳製品』は、がんや、骨粗しょう症、更年期障害など。

『砂糖(甘い物)』は、脳の機能に影響を与え、判断力の低下、虫歯、痛みや炎症の悪化、病気の進行を早めたり、糖尿病、うつ病など。

私は本を読んでみて、「四毒」を完全に抜くのは難しいけれど、普段の食事ではできるだけ、伝統的な日本食を中心とした食事に変えていこうと思いました。

内容は分かりやすく、とても読みやすかったです。
四毒抜きのすすめ:吉野敏明(よしの としあき)

ABOUT ME
KAKO
50代にして、生まれて初めての一人暮らしをしています。 これからの人生について考えながら 日々の出来事や、思ったこと等を書いていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。

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