福岡県議会議員の吉松 源昭(よしまつ もとあき)さんが、西日本新聞の不動産についての記事を紹介していました。
『福岡市のマンション、家賃いきなり1.5倍 通告され住民反発、値上げ拒否』という見出しの記事についてです。
これは、ただの家賃値上げの話ではなく、「外国人による不動産取得」と深く関わっている問題のようです。
もし、いつも払っている家賃が、ある日突然1.5倍になったら…。
困るというより、引っ越しを考えざるをえなくなりますよね。
福岡で、そんな事が実際に起きたそうなんです。
私も興味があるので、ご紹介します。
福岡で実際にあった大幅家賃値上げの話
今年(2025年)4月、福岡市東区のマンションを、ある会社(日本語学校などを運営するグループ)が購入。
その後、住人たちに届いた通知には――
家賃:6万5千円 → 9万8千円に
駐車場代:6千円 → 1万5千円に
という、大幅な値上げが書かれていたそうです。
これを受けて、2世帯が引っ越しに追い込まれたとのことです。
なぜこんなに値上げするの?
新しく管理を始めた会社は、日本語学校などを運営しており、「いずれこのマンションを学校の寮にしたい」と話していたそうです。
つまり、今住んでいる人たちを追い出すために、あえて家賃を大幅に上げたのではないか?と疑われています。
もしも本当にそれが理由であれば、なんとも身勝手な理由による値上げだと思われても仕方がないのかなと思いました。
他の地域でも起きています
似たような出来事は、福岡県だけではないようです。
たとえば今年1月、東京都板橋区のマンションでも、所有者が外国人と見られる人物に変わったのを機に、家賃:72,500円 → 190,000円と突然2.5倍以上に。
その結果、多くの入居者が退去せざるをえなくなったそうです。
通知には「公共料金をはじめとする処費用の増加のための値上げ」と書かれていたそうですが、住人が「民泊サイト」にマンションの部屋が載せられているのを発見。
板橋区も、民泊の届けが出されていない部屋で民泊が行われていることを確認したとのこと。
また、エレベーターも使えないようにされたとのこと。
これは、朝まで使えていたエレベーターを「古いから調べ中」と、突然使用中止にされたことから、住人に対する嫌がらせとも思われています。
ここから考えたいこと
吉松議員も「かねてより、外国人による土地取得は安全保障上どうかという議論はなされてきたが、土地だけではなく、住まいも、不動産全体に渡って外国人に取得されるということが、様々な問題が起きるということを国だけではなく、自治体も考えていかなくてはいけないと思っている」と、この問題を議会で取り上げるべきだというお話されていました。
まとめ
外国人が日本の土地や建物を買うことは法律で禁止されていないとのことですが、マンションや住宅が次々と外国資本に買われていき、そこで暮らしている人たちが追い出されるようなことが続けば、私たちの生活はどうなってしまうのかと心配になりました。
だんだん街の住民が入れ替わり、地域コミュニティが壊れ、安心して暮らせなくなるかもしれません。
これは、もう「他人ごと」ではなく、私たち一人ひとりの暮らしに直結する問題だと感じ、ちょっと怖くなりました。
皆さんはどう思われますか?
日本人が相次いでマンションを追い出されている!?/吉松 もとあき [福岡県議会議員]
【突然の通知】家賃値上げに住人が続々“退去” /日テレNEWS
