今月は冠婚葬祭が重なって…お財布がピンチです!
こんにちは。
今日は、冠婚葬祭で包む金額についてのお話です。
先月から結婚式や法事などの出費が重なり、ご祝儀やお香典をいくら包もうかと悩んでしまいました。
大切な人の人生の節目のお祝いや、お別れの時に、お金のことで悩んだり考えたりはしたくないのですが、正直なところ、家計に響きますよね💦
冠婚葬祭の出費、皆さんは「相場(常識)」や「気持ち」をどのように考えますか?
私の先月からの交際費(特別な出費)はこんな感じでした。
【1】結婚式:ご祝儀3万円の出費
今月はまず、学生時代からの親友の子供の結婚式に、同じく学生時代を共に過ごした親友と一緒に、こちらから望んで招待していただき、ご祝儀に3万円包みました。
結婚式に出席する際、知人や友人、友人の子供などに渡すご祝儀の相場は「3万円」と決まっている感じなので、これは迷わなかったのですが、やっぱり出費としては、けっこう痛い金額です😢
【2】叔父の通夜と葬儀:ご仏前1万円
先月は叔父が急に亡くなり、通夜と葬儀に参列。
ご仏前は1万円包みました。
ご仏前は、通夜と葬儀で2回包むと「不幸が重なる」という意味になり、縁起が悪いと聞いていたので1回にまとめました。
こちらも、私はいつも、近しい間柄の法事では、お香典を1万円包むようにしていたので、今回もそうしたのですが、お通夜で「お斎(おとき)」として「箱膳の精進料理」、葬儀の前には「折詰の和朝食」、火葬場でもしっかりとした「箱膳の昼食」と…、全部で3回、娘と二人分の食事が出されたので、もう少し多く包んだ方が良かったかな…と少し後悔しました💦
【3】叔父の四十九日法要:包む金額に悩む
で、今月はその叔父の四十九日の法要があります。
納骨まで済ませるとのことで、場所は叔父の実家のお寺。うちからは車で片道40キロくらいの距離です。
法要のあとには地元に戻り、食事の席(お斎)が設けられており、私はたまたま、お店を決める相談を受けたときに「1人1万円くらいの料理にする予定」と聞いてしまいました💦
亡くなった叔父の奥さんである叔母とは仲が良く、病院から叔父の容態が急変したと連絡を受けたときも一緒にいたので、一緒に病院へ向かい、一緒に叔父の最期を看取りました。
なので、四十九日の法要の後の食事のお店選びの相談にのりながら、予算は叔母の「気持ち」だということは伝わっていたのですが、うちはまた娘と二人で参加するので、計2万円分の食事…。
となると、お香典も1万円じゃ少ないかな?なんて、考えてしまいました。
ネットで調べてみると、叔父や叔母の四十九日法要のお香典の相場はだいたい5千円~3万円程とのことでした。
そして、「お斎は法要の参列に対する感謝を表すお食事の席なので、施主が負担しますが、一般的に参列者は、お斎も考慮したご香典を包んでくれます」なんてことが書かれています…。
それならば「2万円」はどうかというと、「2」が偶数で「割り切れる」ことから「縁が切れる」という意味を表し、故人との縁が切れてしまうことを連想させるので「2万円」は避けた方がいいとのこと。
1万円では食事代にもならず少なく感じるし、それならやはり3万円包むべきか?と思うのですが、しかし今月は、お財布がかなり厳しい状況…。
本当に悩ましいところです💦
【4】遠いけど近い、おば様の三回忌:親族で協力、感謝の3万円
こんなに悩むのも、実は、今月もう一つ法事があるからなのです💦
それは、一昨年91歳で亡くなった、私にとっては遠縁だけど『●●ねえちゃん』と呼んでいたおば様の三回忌。
関係は、私の祖父の従妹(いとこ)の娘…という、もう正確な続柄もよく分からない間柄なんですが、うちの両親が仲良くしていたので、私も小さい頃から可愛がってもらっていました。
そして、私は両親が早くに亡くなったので、その後も色々と面倒を見てくれたのです。
本人は未婚で、子どももいなかったので、最期の入院や施設の手続きは私がやったのですが、亡くなったときにはお葬式の費用もなくて。
私と私の兄妹たちと、他にも『●●ねえちゃん』が仲良くしていた、私の「はとこ」の親族たちで、10万円かき集めて、お寺の住職に事情を説明し火葬後に小さなお葬式を上げてもらいました。
そして、今年が三回忌。
今年も皆で費用を分担し、お寺で法要を上げることにしました。
お布施や、お供え物、次の法要までのお寺の維持費などで、私の負担分は3万円くらいになりそう。
そういうこともあり、ここまででもかなり出費が重なってるのですが…
【5】さらに今月は、姪っ子の誕生日も!🎉
今月は姪っ子の誕生日で妹家族と一緒に焼肉に行く予定もあり、姪っ子にも少しお小遣いを上げたいと思っているのです。
高校生だけど、無駄遣いをしないように「5千円」をプレゼントし、食事代は娘と二人で1万円位かな…と考えています。
こんな感じで今月は、どんどんお財布からお金が出て行きます💦
喜ばせたい気持ちと負担をかけたくない気持ちと、自分の懐事情の狭間で悩む日々です😢
【6】お香典の金額で悩んで思ったこと
結婚式の場合、「ご祝儀」は式費用の一部として使われることが多いので、やはり「相場」を意識した方がいいと思うのですが、葬儀や法事は、故人を偲ぶための場なので、お金よりも「自分の気持ち」や「無理のない範囲」を大切にしてもいいのではないか…と思いました。
最近では、終活として保険や葬儀費用をちゃんと準備されている方も多いようです。
私自身も、子ども達に負担をかけないように、生命保険などの備えをしています。
お金がなければ、私のおば様のときのように、気持ちのある人ができる範囲でお見送りをすることもできます。
叔父の四十九日の法要の後、和尚様がして下さったご法話は『「べき思考」に縛られないように』というお話でした。
「こうすべき」「こうしなければならない」と自分や周りの人を縛り付けないようにとお話して下さいました。
そう考えると、呼ばれる側が過度に気を使いすぎなくてもいいのかもしれません。
もちろん、故人との関係性によっては「相場」を意識する場面もあると思います。
でも、本当に近しい間柄であれば、相場を意識してお金を包むことよりも、足を運んで手を合わせること、顔を出すことが何よりの供養になるのではないのかなと思いました。
想いやご縁を大切にしながら、無理のない範囲で、できることを精一杯していけたらなと思いました。
【7】おわりに:「常識(相場)」と「気持ち」とお金のバランスを大切に
というわけで、今月は冠婚葬祭もお祝い事も重なって、私のお財布は泣いています😢
しかし、気持ちを表す方法は、お金だけではないですよね。
手を合わせて故人を偲ぶこと、会いに行くこと、言葉をかけること。
そういったことも、立派な「供養」になるのだと思いました。
…とはいえ、相手によっては「金額はいくら包むのが常識?」「気持ちで大丈夫?」と、悩んでしまうこともあります。
みなさんは、金銭的に苦しい時、法事や結婚式のご祝儀、どうされていますか?
無理はできない、でも気持ちはきちんと伝えたい…そんなとき、どんなふうにしているのか、よかったらぜひ教えて下さい☺️